1-7棚卸資産の廃棄=廃棄損を計上しましょう。

1-7棚卸資産の廃棄=廃棄損を計上しましょう。
会社の会計をまとめる上で大切なことの一番メに、棚卸しがあります。
さて、月末・期末時点で、棚卸ししていますか?
棚卸の他に、
損耗
劣化
陳腐化
した棚卸品もカウントしていますか?
棚卸方法も、1点々カウントするものもあれば、重量で棚卸するものがあります。

原材料等も同様に、とらえる必要があります。
スタッフさんは、
この部分の明細があれば、客先から、一度聞き取っておきましょう。
毎月、棚卸しをしてみましょう。

1-7-1棚卸方法。
実際の商品量を確認することを「棚卸(実地棚卸)」といいます。
方法は、
1.在庫の数を数えます。
2.在庫金額を算定します。
この在庫を棚卸資産といいます。
期末時点の、売れ残り商品は、売上原価に入れられません。
棚卸資産は、「在庫」のことです。
棚卸資産の種類としては、
(1)販売するために保有する資産
(2)製造中の資産
半製品・仕掛品(建設業除く)
   ・未成工事支出金(建設業)
(3)工場の短期間の消費資産
原材料、工場消耗品等
(4)管理部門の短期間の消費資産
貯蔵品(事務用貯蔵品、消耗品、消耗工具、器具および備品)
です。
棚卸資産に、含み損がある場合は、「棚卸資産評価損」を計上する必要があります。
仕入の時期がかわれば、単価も変わります。
どの単価を設定するか考慮の必要があります。
一度、整理してみましょう。


1-7-2棚卸方法。 その2
通常、仕入帳・商品有高帳などで、帳簿上在庫を管理しています。
実地棚卸は、毎月、四半期・半期・期末に、行っています。
実地棚卸のポイント
(1)実地棚卸の責任者を決めます。
実地棚卸日の決定。
棚卸しの対象範囲決定。
「実地棚卸計画書」および「実地棚卸マニュアル」を作成します。
(2)実地棚卸の事前説明会。
実地棚卸は通常2人1組で行います。
(3)事前に、商品・製品の整理整頓。
(4)重量換算法の採用。
重量換算法 
(総重量÷1個の重量=数量)
(5)棚卸原票(実地棚卸を行うための記入用紙)
ひとりが在庫のカウント、もうひとりが棚卸原票へ記入。

参考に、してみて下さい。


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