(せ)確定申告セルフメディケーション。

(せ)確定申告セルフメディケーション
確定申告に記入欄があります。
セルフメディケーションとは、乱暴ですが、「自分の身体は、自分自身で自己管理し、普通の病気は、自分で手当しろ」
みたいな感じです。
つまり、一般用医薬品(OTC医薬品)を利用し、予防や体調管理を行い、自分の健康を自分管理することです。
 
「セルフメディケーション税制」とはどんな制度?
OTC医薬品購入額が一定の額を超え場合、購入金額分が、課税所得から差引く制度です。
 
本人または生計を一にする家族がOTC医薬品を年間に購入学の合計が税込12,000円を超えた分(上限88,000円)について、所得控除を受けることができます。
OTC医薬品を活用してもらい、医療費を減らそうという意図があります。
「制度対象となる人は?」
・所得税、住民税を納税している。
・申告対象となる1年間に、
①特定健康診査(メタボ健診)
②予防接種
③定期健康診断(事業主健診)
④健康診査
⑤がん検診
のいずれかを受けていること。
・セルフメディケーションによる所得控除と従来の医療費控除を併用できません。
医療用医薬品で使われている薬効82成分が含まれているOTC医薬品(スイッチOTC医薬品)のみが対象です。
セルフメディケーション税制の対象商品はパッケージにマークがあります。
マークは表示義務がないため、生産するうえでマークが、ないものもあります。
申告の際、レシートの提出が求められます。
「減税額を計算します。」
Yさん
所得税率20%、
住民税率10%
OTC医薬品を購入額 年間30,000円
※12,000円を超えた差額分が対象金額
控除の対象金額18,000円
=30,000円-12,000円
18,000円(控除額)×20%(所得税分)=3,600円
18,000円(控除額)×10%(住民税分)=1,800円
→減税額は3,600円+1,800円=5,400円となります。
OTC医薬品30,000円~50,000円の購入だと、イメージは、減税額は、5,000円強~10,000円強のイメージです。
医療費控除ほどでは、ないけれど、OTC医薬品を購入される方は、セルフメディケーション税制を活用しましょう。
「OTC医薬品の見分け方」
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/knowledge/self_taxsystem/index4.html


0コメント

  • 1000 / 1000

bluefish