中古資産購入による節税。

11-7 中古資産購入による節税。
実は、新車を買うよりも、中古車を買ったほうが節税効果はあります。
なぜなら、新車よりも中古車の方が減価償却における耐用年数が短いため、早く、多く、費用を計上できるからです。
普通自動車の耐用年数は、通常6年です。
6年にわたり、減価償却費として経費計上します。
中古の場合は、最短2年で減価償却ができます。

中古資産の耐用年数は、以下の算式で求めます。
(耐用年数 − 経過年数)+ 経過年数 × 20%
例えば、3年・4年・5年落ちの中古車の場合だと、
3年
(6年−3年)+ 3年×20%=3.6年→3年(耐用年数)
4年
(6年−4年)+ 4年×20%=2.8年→2年(耐用年数)
5年
(6年−5年)+ 5年×20%=2.1年→2年(耐用年数)
6年
(6年−6年)+ 6年×20%=1.2年→1年→※2年(耐用年数)
1年未満の切り捨てますので、耐用年数は2年~3年となります。
新車だったら6年かけて費用化しなければいけないところを、例えば6年落ちの中古車ですと2年で費用化することができます。
※計算した数字が2年に満たないような場合は、一律で2年となります。

「修理・改良などの費用>その中古資産と同じ新品の資産の価格✕50%」の場合は、
減価償却をしなければなりません。


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