2社間給与と確定申告。実践編。

4-5 2社間給与と確定申告。実践編。
5-1の追記です。
あるひとは、下記の様に、A社とB社から給与をもらっています。
A社    B社
25万   10万 =35万
ライフスタイルの変化に、伴い2か所以上の会社から給料をもらっている人も増えてきました。
①年末調整をどこで行うか?
2か所以上の場合には、
「主たる給与」A社
「従たる給与」B社
に分かれます。
一般的には、勤務時間が長い給料の多い方の会社を
「主たる給与」とします。
年末調整で、「主たる給与」の会社に扶養控除等申告書を提出します。
扶養控除等申告書は、1か所しか出すことができません。
年末調整も1か所でしか行うことができません。
年末調整は「主たる給与」の会社の源泉徴収税額の税率が安く、
バイト先の税率のほうが高くなります。
「主たる給与」の年末調整の源泉徴収税額表の甲欄で計算し、
「従たる給与」は乙欄で計算します。
②確定申告
年末調整は、毎月、源泉徴収した所得税を、1年分を計算しなおし、
計算の結果、還付・徴収するものです
2か所以上から給料をもらっていると、年末調整だけでは、1年間の税金を確定することができません。
2か所以上から給料をもらっている場合は、確定申告を行い、
最終的な1年分の給料で計算した所得税を確定を行います。
③確定申告の必要ない場合は?
2か所以上から給与があっても、従たる給与が年20万円を超えない場合は確定申告は不要です必要。
ただし、医療費控除や、ふるさと納税の寄付金控除を受ける場合は、確定申告が必要です。




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